英語ができればアドバンテージ、できなくてもそれなりに (第3回)

皆が見ているものを見る

私が英語の情報収集で利用しているのは、ロイターhttp://www.reuters.com/である。なぜかいうと、世界中で使われている金融情報端末は、ほとんどこのロイターかブルームバーグのどちらかであるからだ。

ロイターHP上部にある「EDITION 」というところが、個人的に気に入っている。ここから自分の見たい国を選択すれば、その国のトピックがその国の言語で閲覧できるようになっている。もちろん、日本語版も見ることができる。ロイターと市場を二分するブルームバーグhttp://www.bloomberg.com/も併用されてもよいかもしれない。

相場に関連するものは、すべて、多くの人が見ているものと同じものを見るとことが重要になる。なぜかというと、マーケットは美人投票だからだ。元来、為替市場の動きは人間の感情によって展開している。だからこそ、ファンダメンタルやテクニカルの理屈に合わないなと感じてしまうときが往々にしてある。

例えば、マーケットを一方方向に動かしそうなニュースだと思ったのに、まったく逆方向に動いてしまうなんてことも少なくないのが現実だ。マーケットを動かすのはニュース自体ではなく、それを見たマーケットに実際に参加している人々の反応、つまり「(ケインズの)美人投票」(自分が最も美しいと思う美人を選ぶのではなく、他の投票者の好みに最も合うと思う美人を選択する)なのである。

なので、よほど、スキャルピングや短期トレードをしていない限り、情報はじっくりと吟味して、相場の方向性(皆が選んだ美人)がはっきりとしてからポジションをとっても遅くはないと思う。

世界の情報に、できるだけアンテナは張っておくようと努めることは大事だろうし、英語ができることはアドバンテージだが、絶対不可欠ではないと考える。

FXであれば、資金管理の部分などにも注意を払うべき部分が多く、こちらも重要な要素なのである。私たちは、プロのディーラーではないのだから、英語も含めた情報収集に費やす時間は限られている。それよりも、自分がこれだと思う情報源や情報を選別して、効率良くトレードして行きたいものである。

(全編終了)

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