英語ができればアドバンテージ、できなくてもそれなりに (第1回)

英語ができれば投資チャンスは拡大するが…..

英語ができて良かったと思うことはたくさんある。その中で、特に3つと尋ねられれば 1. 海外の友人を多く作れたこと 2. 海外や外資系企業で働けたこと そして、last but not leastつまり大事なことを最後に言うと、3. 海外投資ができること、が挙げられる。英語で読み・書き・話す、ができれば、海外の様々な金融投資商品に投資できるチャンスは拡大する。ただし、それで儲けられるかどうかは、別の話で、やはり、そこには相場観というものがある。

実際、自分が国内外問わず様々な金融商品に投資してきて、結果はどうかというと、金利が高い豪ドル(FXではなくて外貨預金)を愚直に、ずーーーーっと持ち続けているのが最も収益性が高いということになる。余裕資金ですぐ使う予定がないので、超長期作戦で、リーマンショックも乗り超えられた。最近の通貨安戦争、いや金融緩和で豪ドル金利は2.75%まで低下して、一段の利下げの余地を残しているが、まだどこかの国の限りなくゼロに近い金利よりもマシなのだ。後はtime is friend、時の長さが味方してくれる。

いろいろな金融商品に投資している理由は、大きな儲けを企んでいるからではない。投資の王道と言われている、有名な“ひとつのカゴに、すべての卵を盛るな”の格言に代表されるように、私がやっているのは、儲けるよりも、相関性の低いものを入れて、損を回避しちょっぴり儲けるための守りの方法である。金をポートフォリオに入れるようにしたのもそのためだ。

大きく儲けたいと思ったならば、一極集中買い(もしくは売り)をすればいい。例えば、他の何にも目をくれず、2012年9月に最高値705ドルをつけるまでアップル株を全力買いしていた人は、かなり儲かったはずだ。だが、自分の思惑が外れた場合の損失も大きくなる。同株がその後下落し、現在は440ドル台となっているように。

海外投資の中で、現地に飛んで投資というのもやっている。その昔、かの大投資家ジム・ロジャーズ氏の著書『インベストメント・バイカー』を読んで刺激を受けた。氏のモットーは現地を見て物を言うことだという。世界冒険+世界投資、この2つのキーワードで胸は高鳴った。私はそこまで冒険野郎にはなれないが、オートバイでなくたって(第一乗れないし)、飛行機で現地に足を運んで口座開設することはできる。必要なのは、英語力と勇気とサムマネー。

その3つを引っさげてまず向かったのは、経済発展著しかったドバイ。2007年のちょうどクリスマスのときだった。私はかれこれ20年以上も前に、バーレーンに住んでいたので、ドバイは数回訪れたことがあるが、別の国に来てしまったのかと錯覚させられて、以前面影がまったく感じられないほど、21世紀のドバイは大発展を遂げていた。様変わりしていた。ドバイ株はちょうど絶頂期に入っていて、現地の証券会社の窓口で直接口座を開設し、少額で投資をした。

DFMインデックスは、6,300台にまで上昇した後、2008年6月以降に急落しはじめ、2009年11月のドバイ・ショックで株式市場は暴落していっときは5分の1程度にまで下落した。現在は、世界的株高で上昇してはいるものの、まだ2,300と3分の1程度までしか回復していない。

このような、相場の下落など有りがちなことである。しかし、ドバイ株では、それよりも、もっと驚くべき事態に直面してしまった。それは、海外投資をしていなかったら、経験できないことだった。

第2回に続く)

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