他人に乗っかるか、オリジナリティーを求めるか、シストレツールの選択法(第4回)

シストレは信用しないと成功しない

スキャルピングと言えば、シストレツールではないが、純粋な取引プラットフォームCurrenex(カリネックス)をいっぷう変ったトレーディングツールとして取り上げてみたい。Currenexはスキャルピングをどんどんやりたい人や大口のトレードをしたい人に非常に適している。

Currenexは、本来B to B(企業間) の取引システムだが、サイバーエージェントFXはこの優れた取引プラットフォームを個人投資家の方々にも提供したいということで3年前に、C-NEX(シーネックス)という名称で導入した。国内でCurrenexを提供する会社は、同社ともう一社だけである。

サイバーエージェントFX取締役、鈴木卓哉氏は次のように述べている。「当初は本当に一本(100万ドル)を取引するような大口顧客に絞って始めました。最大ロットで10億ドル相当まで対応できますし、大きなロットに対応できる優位性はC-NEXならではなのですが、もう少しお客様の窓口を広げようと今年10月からは1万通貨に変更しました。約定がスピーディーであり発注はワンクリックでできるので、迅速かつ反射的な対応が要求されるスキャルピングやデイトレに特化した設計になっています。」

元々、機関投資家や大口のトレーダー向けのトレードシステムとして開発された元々プロ仕様のものであって、銀行のディーラーが使用するプラットフォームとほとんど遜色がないと言う。しかも、同社が提供しているのはリテール向けにもっと使いやすくなっている。

このように個人投資家にとって利便性のある世界的なシストレツールやトレーディングツールが続々と日本にも導入されるようになった今、自分のトレードスタイルを具現化するために、こういったツールを有効活用できる機会の増加は個人投資家にとって歓迎すべきものだ。

なお、自動売買やシストレを行うと決めた以上、そのシステムに対して信用できないとシストレをやる意味はない。自分の相場観が入ってしまっては駄目なのである。そういった自分の心の弱さ(メンタル面)を乗り越えないとシストレで成功することは難しいということを最後に付け加えておきたい。

(全編終了)

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