他人に乗っかるか、オリジナリティーを求めるか、シストレツールの選択法(第3回)

国内再上陸のVTⅡは“Mac”、MT4は“Windows”に似ている

構築型シストレツールの代表格としてまず挙げられるのはMT4だ。国内における構築型ツールでは今のところ最大のシェアを誇っている。現在、国内では約10のFX会社が自社の名称を付けたMT4提供しており、最近では現場に即した形、つまりユーザーの立場で改良が重ねられ最適化されて使いやすくなってきている。MT4の特徴は動作が軽くて、汎用性があり、テクニカル分析をいろいろとアレンジできるという点だ。MT4では、まだチャートを主体に利用している人が多く、またEAを利用している人も多い。

MT4と同様に世界的に有名なVTⅡは、日本ではセブンインベスターズ一社のみが取り扱っているだけだ。世界的には大きなシェアを持っているのに、なぜ日本ではよく知られていないのかというと、今はまだ日本ではMT4ブームであり、VTⅡの存在すらよく知られていないからだと思う。2年前に取り扱っていた外資系FX会社が撤退するまで、実は10万人以上のユーザー実績があるほど流行していたのだ。2年間のインターバルがなければ、VTⅡもMT4に勝るとも劣らず日本でのシェアを伸ばしていたことだろう。

自分自身がその魅力を存分に知っており、今年8月に再びVTⅡを日本で唯一の導入の夢を実現させたセブンインベスターズの宮入義勝社長は、「VTⅡは、なんと言ってもMT4よりもチャートが細かく見やすいのです。それに、他のツールではできないチャートやインディケーターの細かな設定等、VTⅡにはできることがたくさんあります。構築型のシストレツールはMT4だけではありません。VTⅡをリリースしてから驚くほど申込が殺到していますが、まだVTⅡを知らない投資家の皆さんに、VTⅡというツールをもっとよく知っていただきたいのです。知らないでいるのが損だと感じています。だからこそ、私は日本でVTⅡを広めて行きたいと思っています。デモトレードへのお申し込みも、予想以上の反響で驚いています。」と語っている。

宮入社長の話を聞いていると、VTⅡはビジュアル・トレーディングというだけあって、視覚的なデザイン性に非常に優れていて、チャートはユーザーフレンドリーだ。MT4とVTⅡの違いを、“MT4はWindows”で、“VTはMac”というように表現したら、わかってもらえるだろうか。そう、トレードの質感が高いのである。

第4回に続く)

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