シストレに興味はあるけれど、やっていない私の理由(第1回)

普通の人がやっているシストレ

あなた、システムトレード(以下シストレ)に興味ありますか? ない方はこの記事はパスしていただいてもけっこうです。でも、高度なシストレのことを書くつもりはないので(というか書けないので)、気楽にお読みいただければと思います。

世界的にシストレ人口が果たしてどれくらいか正確にはわからない。ただ、世界全体のFX取引に占めるシストレの割合は、3分の1という話もある。残り3分の2は裁量取引だ。これは1年以上前に聞いたことなので、たぶん今ではもっと増えているだろう。シストレツールの中で、最もメジャーなのがMT4だが、様々な独自開発のシストレツールも多く出て来ている。ということは、シストレをやる人が増えてきているのは間違いないはずだ。

なぜ、シストレを行う人が増えてきたのかというと、理由は明確である。それは、裁量トレードで損失を出したり、儲けられなかったりするからである。裁量トレードで良好な成績をあげていれば、何もシストレなどする必要はない。たぶん、順調に行っている人は、自分のルールに従ってトレードしている人だと思う。

自分の作ったルールに則って、機械的に売買を繰り返すということができれば、何も構えてシストレやんなきゃ!なんて思う必要はないのであるが、いかんせん、こと人間は感情の動物であるがゆえに、今日は体調が悪いとか機嫌が悪いとかで、トレードに影響が出るのは避けられないことだ。

system-trade01また、裁量トレードだと、損はできるだけしたくないけれど、利益はできるだけ得たいというように、欲や恐怖の感情の部分に支配されやすい。それで利食いは速く、損切りはゆっくりになってしまって結果的に負けてしまうというパターンになる。こういったことを排除すれば結果的に勝てる、というのがシストレの根幹だ。お金儲けのついでに相場にロマンも求めるのであれば、裁量トレードの方が人間らしいかもしれないが、お金が減っていってしまっては元子もない。

私は、シストレのプログラムを開発している方々にいく度かお会いしているが、全員が口を揃えて、“裁量トレードで勝てなかったので、シストレをするようになった”と言っている。

シストレの主なメリットをあげてみよう:

  1. 過去のデータで優位性を検証しているので、利益をあげられる可能性が高い。
  2. 恣意的な判断の排除で精神的なストレスから解放され、トレードに一貫性をもたせられる。
  3. トレードに関わる時間が短縮できる。
  4. 24時間の為替には、人間では24時間対応は不可能だが、シストレでは可能。

昔は、マニアックな時代もあったシストレ。しかし、今では、普通の人がやっている。それは、第三者が作った自動売買プログラムを利用できるようになったということが大きい。

第2回に続く)

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