投資は自分と他人を映す鏡(第2回)

自分の考え、自分の判断で投資する

逆に、得した場合は、それは当たり前とか自分の相場カンが良かったとか勘違いしてしまうんだろうけど。私は、単に人の話にのっかって儲かってもうれしくないな~。しかも面白いことに、私が止めた方がいいと断言っぽく言ってしまうと“でもね、これはすごく儲かりそうなんだよ”と未練がましく反論する人がほとんどだ。

反論されても困る。やりたければやればいいじゃん。ただし、それはゼロになるかもしれないお金と思ってやることだ。倍になって返ってきたら、それはあなたが偶然ラッキーだっただけなんです。次の儲け話もラッキーとは限らない。

面白いのは、自分のわからないものこそ、もっと儲かりそうという心理が働いていることだ。自分の知らなかったお宝を発見したとでも思ってしまうのだろうか。投資とは、ある意味コンプレックス産業であると私は思っている。その背景には、お金がないと不安な気持ちは誰にでもあり、特に日本の将来に対する不安がいっそう儲け話に耳を貸させてしまうのだ。

そんな中で、自分の考えおよび自分の判断で投資を実行するためにはどうしたらいいのか。もちろん情報収集は必要になり、その中から、必要な情報を選別することになる。その情報の中には相場のプロの意見も含まれる。例えば、為替替市場には多くの優秀な分析や予想を行ったりするプロの方が多くいるので、せっかくだから、こういった方々の考えをどのように利用させてもらったら有効なのか考えてみた:

1. プロの意見は鵜呑みにするのではなく、基本は参考

プロの方は私たちのポジションに基づいて考えを述べてくれるわけではない。あくまでもトレードするのは自分なので、全面的に人頼みにするよりもそこに自分の考えを入れる必要が出てくる。だれかの意見や考えに従ってトレードして失敗したりしてその人に責任を転嫁するよりも、まだ自分の考えで損失を出す方が、そのときは損失だったとしても、将来的にみれば学習効果が効いて、利益を出す方法が習得できるようになると思う。

第3回に続く)

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