FXだけじゃない、FXもできる:日産センチュリー証券の圧倒的なプロダクツ多様性に迫る(第3回)

第2回の続き)

より果敢に挑戦 - さらなるM&Aも

 FX専業ではないという資金のゆとりが余裕となっている。余裕があれば、これからもっと果敢に挑戦していくことだってできるはずだ。たとえば、さらなるM&A。「FX業界は過当競争です。もしFXをギブアップする会社が出てくれば、どんどん積極的に買収して行きたいと考えています。どの会社も顧客基盤を持っていますから、それを当社に取り込んで活性化していけるのです。」と、二家社長は言う。

 2011年に日本ユニコムより商品先物取引のオンライントレード部門を、2012年にはトレイダーズ証券より日経225先物取引事業を、そしてまたエイチ・エス・フューチャーズより商品先物取引オンライントレード事業(海外先物取引を除く)を承継するなどしてきた日産センチュリー証券であれば、今後もM&Aによる事業拡大が進展していくことになるだろう。

 証券業界では話題性が多いのに、個人投資家の間では日産センチュリー証券を知らない人もまだ多い。その理由は、今時珍しく株のネット取引をやっていなかったということがあるだろう。これまで対面取引に特化してきたのは、親子三代でお付き合いするくらいの地域密着型の営業展開がメインであるからだ。しかし、今秋には株(現物、信用、投信等)のネット取引も加わる予定だ。


ユニークな証券会社でありたい

 この株のネット取引についても、二家社長は考えていることがある。「株のネット取引のコストに大きな負担が掛からなければ、対面取引が絡まないインターネット取引の手数料はゼロやマイナスにすることだってあるかもしれません。そこまで大胆なことをやらないと、いまさらネット取引をやって何をやるのだと言うことになります。店頭FX取引も株のネット取引も、現在の経営がインターネット取引に依存していないからこそなんでもできます。昔ながらの対面取引もあり、格安なインターネット取引もあり、そこには金融商品に固執せずいろいろな商品が並んでいるようなユニークな証券会社に進化させていきたいと考えています。」

 同社は、現在、お笑い格闘集団「西口プロレス」のスポンサーになっている。お笑いと格闘の融合だけでも超越した面白さがあるが、ユニークな証券会社でありたいと願う日産センチュリー証券だからこそできることなのかもしれない。

(全編終了)

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