信頼できるFX会社と巡り合うために:NDDと逆転スプレッドの実像に迫る(第3回)

自分のトレードスタイルに最適かどうか

JP_NissanCenturySec 日産センチュリー証券株式会社の宮入氏は言う。
「国内の大手FX会社の収益構造は、未だに顧客同士の注文を相殺するマリー型を主体としたやり方を採用している会社が多いのが現状です。その理由としては、①取引量減少による収益低下を防ぐため、収益構造を変えにくい。②FX会社がカバーを行う際の資金効率の点から、フルヘッジとなるNDD方式には移行しにくい。以上2点が推察されます。また、カバー先のレートを収斂・加工し、狭い原則固定スプレッドをお客様に提供するということは、FX会社もそれだけ無理をしていることになります。当然、カバー先からのレートは変動スプレッドのため、NDD方式のようにスプレッドに収益分を入れ込むことは困難となります。結局、FX会社はお客様に提示する取引レート自体を加工・調整し、ディーリング環境を改善する事で収益を確保する事になってしまうわけです。」

更に、宮入氏は言う。
「最近採用が増えつつあるNDD方式の中にも、完全なNDD方式ではない会社もあるようですね。それは・・・・・・NDD方式と謳いながらも複数のカバー先と接続し、一度FX会社側でお客様の注文を受けてタイミングを若干ずらし、自動でカバーする『トリガー』と言われる手法です。これもカバー収益を利益としているため、本当のNDD方式とは言い切れないと感じます。本当のNDD方式では、あり得ない条件を提供できません。お客様には、これら実情も含め、投資環境の見直しやご自身に合ったFX会社を検討して欲しいですね。」

 マリー型、ディーリング型、NDD型。そのNDDにも完全でないNDDもあると聞くと、投資家は何を信用したら良いのかわからなくなってくるが、何事にも完璧なものはないように、FX会社の提供するさまざまな方式には、一長一短がある。投資家自身のトレードスタイルをベースに何を重視するかによって、最適と思われる方式やそれを提供するFX会社を選択することが重要となる。

<NDDの限界に挑戦>USD/JPYスプレッドキャンペーン ※逆転スプレッドもあり

nissan_banner 日産センチュリー証券は、2014年4月2日から店頭FX「アクセスFX」でUSD/JPYの大幅スプレッド縮小キャンペーンを実施し、同社で取引を行っている投資家からかなりの反響を得ていたようだ。サービスの多様化を図っている同社のアクセスFXでは、VTトレーダーメタトレーダー4Trading StationⅡiOSAndoroid対応スマートフォンツールの4種のプラットフォームを展開している。

 キャンペーン期間中、平常時のUSD/JPYスプレッドが「0.3銭-0.8銭」。これは、投資家だけでなく、インターバンクサイドとも信頼関係が築けているからこそ、透明性のある最良スプレッドの提供が可能なのであろう。

 また、このキャンペーン期間中のUSD/JPYスプレッドを見ると、相場環境により、「逆転スプレッド(買値と売値のスプレッドの逆転)」といった状況も何度か確認されている。NDD方式でも、国内最狭水準のスプレッドを提供できる時代が到来したのは、驚きである。なお、日産センチュリー証券のUSD/JPYスプレッドキャンペーンキャンペーンは、2014年7月31日まで延長が決定している。この機会に、本当のNDDを体験してみてはどうだろうか?

第4回に続く)

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