【海外FXニュース】トムソン・ロイター社とFXall社、7月の取引高が減少
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
世界で最も流動性の高い資産の業者間売買で首位に立つトムソン・ロイター社が、7月の取引実績を発表した。7月のスポット取引のADV(日次平均取引高)は1,140億ドルと、前月の1,470億ドルから22%以上減少し、前年同月の1,300億ドルからは12%減少した。
トムソン・ロイター社は、FXall社や、Tradeweb社の事業などの大規模な買収を行い、為替市場におけるマーケットシェアの拡大を続けている。同社はFXall社の取引実績についても発表しているが、同様に取引高の減少が見られた。トムソン・ロイター社が昨年買収したFXall社は、外国為替の電子プラットフォームを提供しており、7月のADVは1,020億ドルと、6月の1,230億ドルを下回った。しかし前年同月の910億ドルからは約12%増加している。
トムソン・ロイター社は先月、第2四半期の実績を発表した。収益は3%減少し、営業利益は54%減の5億9,700万ドルであった。
数字はreuters.comの情報を基にしたものである。
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