オープンソースのリスク管理プラットフォームを提供するOpenGamma社、ドッド・フランク法を見据えたアップグレード版を発表
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
オープンソース解析およびリスク管理のためのプラットフォームを提供するOpenGamma社は7月16日、同社の第2版目となるアップグレード版プラットフォームの発表を行った。
このアップグレード版プラットフォームは、高度なストレステスト能力、パフォーマンス向上、上場商品および信用デリバティブ商品を網羅する広範な資産クラスの機能などの特長を持つ。
昨年OpenGamma社は1,500万ドルに及ぶ追加資金を確保し、英国のインターディーラーであるICAP社の元幹部、Mark Beeston氏を新たに迎え入れた。
市場のボラティリティーや規制当局からの重圧は、レガシーテクノロジー(古い技術)からの脱却、縮小し続けるIT予算、リスク管理およびアナリティクスに要する膨大な量のデータなど、さまざまな課題に取り組んでいる金融サービス業界者にとって、依然として逆風となっている。