ロイター、8月取引高下落
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
英国連邦各国の通貨取引では、主要なインターディーラー・ブローカーである、ロイターは、8月の取引ボリュームが大きく落ち込んだと発表した。今回は、昨年の夏に過去最大の取引量を記録した高いボラティリティ以来の大きな落ち込みとなった。
8月の平均日次取引量は、前年同月の1,660億ドルから1,150億ドルへ落ち込んだ。対前月の7月の取引量1,300億ドルと比べても、11%の下落となった。
7月、8月は、ほとんどのトレーダーが夏休みに入るため閑散期と考えられる。一方、全体の不確定要素は続いており、通貨より、金(ゴールド)に関心が向いている。
ロイターは、ライバルのEBS(Electronic Broking System)社を2012年7月に追い抜き、世界最大のFXプラットフォームとなった。2012年7月のEBSの取引ボリュームは、1,376億ドルだった。