【海外FXニュース】ICAP社 収益減 株価は上昇

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 英インターディーラーのICAP社は、2013年3月末現在の年間財務諸表を発表した。収益は14.72億ポンドに下落した。1株当たり利益は68%下落し、6.7pとなった。税前利益は20%下落し、284百万ポンドに落ち込んだ。電子取引市場、取引後リスク情報部門が、営業利益の66%を占めた。

 主要開発案件は、グローバル・ブローキング部門で、EBSの強化とドルベースのi-Swapをローンチした。一方、前期より10百万ポンド多い60百万ポンドのコスト削減を達成している。

グループCEOのMichael Spencer氏は、「今年は、ホールセール金融市場にとって、特に厳しい年だった。すべてのアセットクラスの投資行動は、世界経済の停滞、低金利、一部規制変更の不透明さによって、シクリカルな要因と構造的な要因の影響を受けた。財務結果は、これらの条件を反映している。

 当社は、戦略的目標と優先順位に基づき、長期目標に取り組んでいる。投資、イノベーション、新規事業の採用は、規制変更の方向性に合わせて、伸びる分野で行っている。ホールセール市場は、世界経済に影響する。当社は、透明性の向上、市場の効率性、リスク管理に重要な役割を果たしている。」と述べた。

 同社は、今後の予測で、「新年度は、4月に見られたように上昇基調で始まった。しかし、市場の状況は脆弱で、予想がつかない。組織的な効率の追求を続け、コストベースを柔軟に改善して行く。将来の成長への投資が、最重要だ。強固なキャッシュを生み出す力とコスト削減がカギだ。」と述べた。

 ニュースを受けて、ICAPの株価は10%ほど上昇し、326.20pになっている。
フォレックス・マグネイト日本版

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