CFTC FX詐欺スキーム運営業者 告発

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

犯罪は、割に合わない。特に、米商品先物取引委員会(CFTC)が関与する米国では、その通りだ。FX関連詐欺の加害者には、特に厳しい処罰で対処している。先月CFTCは、刑事告訴と罰金の支払いに至った2件のFX詐欺事件を明らかにした。

昨日、もう1件の詐欺事件がCFTCによって告訴された。被告人は、オハイオ州、Warre在住、Kevin Harris、Keelan Harris、Complete Developments, LLC(CDL)社と Investment International Incorporated (I3)社、及びカナダ、オンタリオ州Karen Starr of Barrie社だ。

被告人は、全員で23百万ドルを超える返還金及び民事制裁金を支払うように、命じられた。詐欺スキームの勧誘、市場外FX詐欺スキームの不正行為による数百万ドルの着服が理由だ。

北オハイオ、米地方裁判所のDavid D. Dowd判事は、公聴会で欠席裁判を行い、2013年5月8日付判決書により、CDL、I3、Kevin Harris、Keelan Harris、Karen Starrに対して、15.7百万ドルを被害者に支払うよう命じた。判決は、併せて民事制裁金として、Kevin Harrisに2.49百万円、Keelan Harrisに2.49百万円、Starrに2.64百万円の支払いを命じ、彼らに取引、CFTC登録、及び商品取引法の非詐欺規定違反の恒久的禁止を命じた。

顧客資金の着服

世界では、個客資金の保護に関して、当局が神経をとがらせている。結果、FCAの顧客資金取扱い規定(CASS)のような厳しいルールが出来ている。顧客資金を取り扱うに当たって、当局から具体的な指示書が与えられ、横領等が発覚した場合には、罰金を納めることが義務付けられている。最近、オーストラリアのASICは、登録会社の行動をモニターするために、英ソフトウェア会社、First Derivatives社の高度な検査システムを導入した。このシステムは、先月、顧客資金を不正に着服した事件の摘発に成功している。

このような不正行為の取り締まりは、未登録会社にも及んでいる。支払に関して、商品販売会社は、資金が未登録FXに預けられる事態となる前に、顧客に資金を返還している。これは、顧客保護とブローカーのリスク管理方針に基づくものだ。

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Judge David D Dowd
Presides over the Disctrict Court of Northern Ohio
Akron, Ohio

これらを見るに、米当局は、顧客資金の着服に対して、個人及び法人に厳しい罰則を科した最初の当局だ。上記の欠席裁判で示された様に、被害者の失われた資金を弁償する規定が盛り込まれている。裁判所の判決は、関連被告全員が商品取引法の非詐欺条項に違反し、顧客を詐欺目的に勧誘し、FX取引を不正に勧誘し、顧客資金を着服したと述べた。

不正利得の返却

最後に、判決は、被告人Majestic Enterprises Collision Repair, Inc.社とUCAN Overseas Corporation S.A.社に対して、被告人による詐欺罪の結果として、彼らが受け取った顧客資金、302,277ドルと768,000ドルをそれぞれ吐き出し、返還するよう命じた。
フォレックス・マグネイト日本版

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