フレート(海上運賃)、FX及び取引決済について、ドイツ銀行 NASDAQ OMX社の子会社NOS Clearing社と提携

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 FXの世界では、ブローカーとトレーダーが、多くの見出しを埋めているが、FX取引自体は、もっと広がっている。一つの関連ビジネス領域は、フレート(海上運賃)の世界であり、参加者間では、商品と通貨リスクのヘッジが盛んに行われている。この市場を覗いてみると、NASDAQ OMX社が買収した、在オスロのNOS Clearing社がある。同社は、フレート業界の世界的な決済機関である。NOS Clearingは、フレート、ガソリン、シーフード、FXに関する取引決済やデリバティブ商品を提供している。

 同社のFXユニットは、2011年9月にローンチされた。フレート会社を支援し、通貨リスクヘッジや取引のための、クロス・ボーダー取引決済を行うためにスタートさせた。このNASDAQ OMXのFXユニットが、今週の初めに、ドイツ銀行との間で、FX取引と流動性提供に関する契約を締結したと発表した。この提携に関連して、フォレックス・マグネイトは、フレート業界におけるFX取引の役割について、NASDAQ OMX 及び NOS Clearingの代表者にインタビューした。

 FM: NOS Clearingで決済している顧客はどのようなタイプの顧客ですか?

 FX決済サービスは、今のところ、FXポジションのヘッジトレードを考えている顧客との取引決済にフォーカスしています。主要客は、海運、エネルギー、漁業の各業界の大手であり、一方、FXポジションを抱える、中小規模の銀行、ブローカー、一般法人も参加者となっています。

 FM: FX決済は、NOS Clearingのビジネスの大きな部分を占めますか?

 サービスは、最近開始され、参加者は、提供される効率性に気付き、大きな興味を向けています。

 FM: FX決済ユニットは、2011年9月からサービスを開始しましたが、ドイツ銀行との今回の提携が起きるまで、他にOTC商品の決済は存在したのでしょうか?同ユニットは、取引所商品のみの決済を行っているのでしょうか?

 サービスは、OTC FXのトレーディングと決済を含み、執行も決済も共に行われています。NOS ClearingのNASDAQ OMXによる買収は、 昨年秋のIMAREX(International Maritime Exchange) 社の買収によって、再評価され活性化しました。IMAREXの取引は、すべてNOS Clearingで決済されています。

 FM: ドイツ銀行との提携は、どのように役立ちますか? NASDAQ OMXは、ドイツ銀行への取引仲介業者ですか?NASDAQ OMXが顧客に提供するAutobahnのブランドはありますか?

 上記で触れたように、FX取引の取引仲介者は、IMAREX社です。同社は、海運、エネルギー、漁業分野での深い経験とリレーションシップを持ち、FXトレーディングにおいても長期のトラックレコードを持っています。IMAREXは、NOSとドイツ銀行Autobahnプラットフォームの双方の販売チャネルであり、顧客の取引を支援しています。Autobahnプラットフォームは、ホワイトラベルでもブランド化もされていません。
フォレックス・マグネイト日本版

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