香港の先物ブローカー、CQG社と提携しアジア拡大を狙う
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
CQG社は、香港拠点のKGI Futures社と新しいFCMパートナーシップ契約を締結し、アジア太平洋地域で勢いを増し続けている。
このパートナーシップは上海データセンターの設立や香港先物取引所へのダイレクトな接続等、CQG社のアジア太平洋地域での存在をさらに高めるものとなる。
KGI Futures社を通しCQGにアクセスするトレーダーは、CQG Integrated ClientとCQG Traderを使用して、同社のDirect Market Accessソリューションにより低レイテンシーで世界中の取引所に注文を送信する事が可能である。
CQG社のアジア太平洋地域セールス部門責任者のLeighton Andrew氏は、下記を述べた。
「アジア太平洋地域のトレーダーをグローバルマーケットに繋げ、世界中のトレーダーにアジア太平洋地域の取引所へのアクセスを提供する事で、当社の引き続き勢力的に成長します。
この点においてKGI Futures社とのパートナーシップは重要なステップの一つで、同社のトレーダーに最高品質のツールとサービスを提供できる事を楽しみにしています。」
KGI Futures社取締役のSamuel Ho氏は、「CQG社の取引プラットフォームと香港先物取引所(HKFE)へのDirect Market Accessの追加で、当社はお客様に包括的な世界の取引所リストへの接続性とHKFEへの最速レベルの実行を提供します。
この特徴は、世界先物市場と電子取引サービス分野における拡大に向けた当社の継続的な取り組みを強化します。」と述べた。
KGI Futures社からアクセス出来る取引所は下記の通り:
- CME Globex
- Eurex(ヨーロッパエネルギー取引所(European Energy Exchange)を含む)
- 香港先物取引所
- NYSEユーロネクスト
- 大阪証券取引所
- シンガポール取引所
- 東京工業品取引所(東京穀物商品取引所を含む)
- 東京証券取引所
香港とシンガポールは、アジアの金融ハブとしての地位を確立しようと競い合っている。香港は重要な中国市場へのアクセスを容易に確保できる為FXブローカーに好まれている。