CMEが環境保護市場大手のGreenX社を買収

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

CMEはさらに勢力的に市場シェア拡大を行っている。CMEはFX取引高においては既に最大手取引所であり、昨年12月の日次平均取引高は1,100億ドルを記録した。

世界大手で最も多様なデリバティブマーケットプレースを提供するCMEグループは、Green Exchange LLC (GreenX)の親会社であるGreenX Holdings LLC (GreenX Holdings)の100%株式を買収し単独の所有権を獲得した事を発表した。
CMEグループはGreenXの商品と未決済建玉をCMEグループの商品ポートフォリオに移行し、CME GlobexとCME ClearPortにある既存の建玉の取引や清算への影響を最小限に抑えながら継続出来るように市場参加者と取り組む予定である。
GreenXに現在建玉を保有する顧客は、CMEグループのCFTCに指定された取引市場に移行されるまで引き続きGreenXの規定下に置かれる。

CMEグループのCOO兼プロダクトサービス部門マネージングディレクターのBryan Durkin氏は、下記を述べた。
「2008年の設立以来、GreenXは環境保護市場における革新的な先物やオプション取引を提供し、市場シェアを伸ばし、業界のリーダーとしての地位を確立してきました。Globexで取引されCME ClearPortを通して清算されるCMEグループのエネルギー商品に加わる事で、お客様は私達が提供する価値ある清算とマージン相殺から恩恵を受ける事が出来るでしょう。」

GreenXのCEO,Tom Lewis氏は、「CMEグループのGreenX買収は、当社の成長における論理的発展です。私達は、環境保護市場の力強く拡大するビジネスを確立してきました。お客様の建玉を出来るだけシームレスで効率的に移行できるようサポートし、より幅広い商品ポートフォリオへのアクセスを提供出来る事を楽しみにしています。」と語った。

Green Exchange LLCの前理事長で、現在モルガン・スタンレーのマネージングディレクターを務めるNancy King氏は下記のコメントを述べた。
「GreenXはこの市場で確かな評判を築き、次の段階でさらに進歩を遂げる同社を見れるのは嬉ばしい事です。排出量ビジネスをCMEグループのグローバル複合エネルギーに統合する事で、顧客にさらに多くのチャンスを提供するでしょう。」

GreenXは世界第2位の排出量取引所としての地位を築いた。2011年、GreenX の全商品の取引高は、450,000枚以上で332%の成長率であった。この取引高は4億5000万トンのCO2に相当する。
最も排出量取引の流動性が高いEUA先物の取引高は、2010年から2011年にかけて成長率は688%であった。GreenXの取り扱い商品の建玉も顕著な伸びを見せ、現在100,000枚近くに上る。

本買収前、GreenXホールディングスは下記の組織団体に所有されていた。
CME Group, Constellation Energy, Credit Suisse, Evolution Markets, Goldman Sachs, ICAP Energy, J.P. Ventures Energy Corporation, Morgan Stanley, RNK Capital, Spectron, TFS Energy, Tudor Investment Corporation,Vitol SA

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