【海外FXニュース】CFTCとSECが共同声明、MFグローバル社の顧客資金、数億ドルが行方不明
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
昨日のMFグローバル社売却の可能性に引き続き、新たな事実が発覚した。MFグローバルは破産宣言をし、インタラクティブ・ブローカーズ社に売却しようとしていた。しかし、巨額の顧客資金が行方不明になっている疑いが浮上し、買収計画は中止されたようである。
規制当局がMFグローバル社の行方不明金の調査へ
連邦当局は、元ニュージャージー州知事のジョン・コーザイン率いる当該業者に対する調査で、MFグローバル社から顧客資金の数億ドルが行方不明になっている事が月曜日に報告された事を明らかにした。
ワシントンD.C. - 商品先物取引委員会(以下「CFTC」)と証券取引委員会(以下「SEC」)は本日、下記の共同声明を発表
「数日に渡り、SEC、CFTC及びその他規制当局は、FCM(先物取引業者)とブローカーディーラーの両方に登録されているMFグローバル社に対し別業者への顧客口座の譲渡を見込んで、厳密なモニタリングをしてきた。
今朝早く、MFグローバル社は、取引は合意されておらず、同社で保持される分別管理された顧客口座における欠損の可能性について当局に報告した。
SECとCFTCは、破産手続きを行った米証券投資家保護公社(以下「SPIC」)は、顧客口座と資金を保護する最も安全で慎重な行動指針であると判断している。
SIPCは証券投資家保護法(SIPA)の下、MFグローバル社の清算を開始していることを本日発表した。」