インターネット調査結果:アジアが最も接続速度高いが、DDoS攻撃最大の発信源

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 クラウドサービスを提供するリーディング企業であるアカマイ(Akamai)社は、2014年第2四半期「インターネットの現状」レポートを発表した。

 同社のAkamai Intelligent Platform™は、全ウェブトラフィックの約30%を占めるクラウドプラットフォームで、サーバーの分散型ネットワークとインテリジェントなソフトウェアによって構成されており、日々2兆を超えるインタラクションを配信しているという。

 同社はテクノロジーとデジタル業界に大きく貢献している事から、この四半期報告書はオンライン業界参加者の増加等の様々な要因についての興味深いトレンドを示すものと高く評価されている。

 フォレックス・マグネイトが8月に報じた記事では、アカマイ社のインターネット調査によるブロードバンドのスピードとモバイルインターネットスピードがより速い国ほどオンライン取引の採用率が高いという興味深い結果を取り上げた。インターネットの接続スピードが速いアジアは、米国、英国、欧州の発展地域に比べ、新規トレーダーを受け入れる余裕が割とある為、アジアで営業するリテールブローカーやトレーダーにとって明るい未来がある事を示している。

最新調査結果

 今回のアカマイ社調査によると、観測された攻撃トラフィック(DDoS攻撃)の最大の発信源は今四半期も中国であり、その割合は43%。2位のインドネシアは前四半期比で倍増して15%に達し、3位の米国は第1四半期の11%から13%への微増となった。

 世界各国においてDDoS攻撃の件数は減少しているが、アメリカ大陸の攻撃件数は11%増を示し、報告された全攻撃の57%を占めている。一方、DDoS攻撃が最も減少したのはアジア太平洋地域であり、前四半期比で23%減少し、世界各国から報告されたDDoS攻撃の25%を占めている。第2四半期、ハイテク部門への攻撃は60%増と上昇傾向を示し、公共部門への攻撃は最も減少し、54%減を記録。今年7月、eToro社は同社のソーシャルトレーディングプラットフォームがDDoS攻撃を受け、一時的にウェブサイトがダウンした事態に陥った。

 世界的な平均接続速度は、2014年第2四半期は前期比で21%増加、4.6Mbpsとなった。2014年第1四半期から第2四半期にかけて、平均接続速度は上位10の国/地域のうち8つの国/地域が2桁台の増加率を記録した。韓国は平均接続速度(24.6Mbps)で1位を維持、香港(15.7Mbps)は今四半期で18%と大幅な伸びを記録。平均接続速度上位10か国は7か国が欧州圏、3か国がアジア圏である。

 オンライン取引プロバイダーにとって最も関連のある統計は、顧客を維持し収益を向上させるマーケット調査ツール、ブログ、その他メディアコンテンツ等の併用サービスの使用率増加である。モバイルからのデータ使用量が急激に増加した結果となった。アジアはデジタルネットワークとインフラがより優れている為、顕著な成長を見せた。

 米国において、最も速く安定した接続速度の平均を出したのはデラウェア州であった。同州は4K対応ネットワーキングを含む高速インターネットサービスの全てのカテゴリで高い評価であった。

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