先週のハイライト:大手FX業者はなぜ日本を撤退するのか?UKのバイナリー規制の行方は?

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 先週、読者から多くの注目を集めた記事を下記にまとめてお届けする。

Pepperstone社、迫るIPOに向け日本在住者受け入れ終了

 先週木曜日、最も急速に成長するオーストラリアの大手FX・CFDブローカーであるPepperstone社が日本語サイト及び日本顧客向けのメールにて、日本在住顧客からの新規受け入れを終了し、さらに12月31日に既存顧客の全ポジションを決済し口座も閉鎖することを発表した。

 これは、間近に迫った年末のIPOで可能な限り最高なサービスを投資家に示す為に、同社ビジネスの全ての側面の最適化を目指している動きである。Pepperstone社CEOのOwen Kerr氏はフォレックス・マグネイトに対して「日本での金融サービス業のライセンスを持たずに日本在住顧客にサービスを提供する事が適切ではないと判断しました。」と語った。

 このニュースについて、コメンター達の間では、同社が最近ライセンスを取得したニュージーランド支店に日本人顧客を渡す計画なのではないかという議論が繰り広げられている。

FXCMジャパン、リテール向けCFD取引終了

 FXCMジャパン証券は、サービス再編に伴い9月29日の取引終了をもって一般個人ならびに一般法人顧客向けの金CFD口座・株価指数CFD口座の新規・追加口座開設の受付を終了した。

 今回のCFDサービス変更は、FXCMジャパン証券の業務効率化を図る為であり、日本の金融規制では、リテール投資家はFX、商品、インデックスとは別の口座を保有する必要がある。同社CFDビジネスの見直しで、FXCM社はプロトレーダーに焦点を当てた戦略を展開する事に決定したと見受けられる。

Admiral MarketsグループCEO、初の純損失を説明

 エストニアに本拠地を持つFXブローカーAdmiral MarketsグループのAdmiral Markets ASは、2014年上半期の実績を発表、厳しい落ち込みを見せる結果となった。

 同グループCEOのDmitri Laush氏はフォレックス・マグネイトに対して、これはITやインフラへの投資が起因していると説明したが、一部のコメンター達はこの回答を受け入れようとせず、彼の数学的な課題を批判した。

UK、バイナリーオプションを賭博規制から外す提案

 月曜日、フォレックス・マグネイトは、UK政府が金融商品としてバイナリーオプションを規制し、同国の2005年賭博法(Gambling Act of 2005)からバイナリーオプションの金融ベッティングカテゴリを削除する事についての協議を提案をするという速報を伝えた。

 賭博委員会のコミッショナー兼最高経営責任者宛てのレターによると、英国政府は金融市場デリバティブ商品としてバイナリーオプションを定め、FCA規制の欧州基準にバイナリーオプションを収める変更案を提案する意向を示した。

メタクオーツ社、新生MT4ビルドでコピー取引に注力

 メタクオーツ社は26日にMT4のビルド710バージョンをリリースしたと発表。週末さらにアップデートを行い、ビルド711バージョンをリリースした。

 今回のリリースでは、旧MT4プラットフォームで見つかったいくつかのバグを修正した上、ストラテジーテスター、メタエディタ、MQL4言語、ニュースタブと取引ターミナルなど微調整が行われた。また、今回、シグナルの表示が完全に新しくデザインされ、新しい機能の追加と同時に、デザイン性とシグナルサービスの使いやすさを表現した。

 当該記事のコメント欄には「おかしな世界だ。1年前、メタクオーツがTradencyやZuluTradeを潰そうとしていたのに、今となっては同社が彼らをコピーしている。」という意見も寄せられた。

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