独占記事:GMOクリック証券、英FCAのライセンス取得、正式にロンドン展開へ

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

GMOクリック証券は、英国金融行為監督機構(FCA)の認可を取得し、多くの人々を魅了する金融センターであるロンドンでついに正式始動する事となった。

 GMOクリック証券は、イギリスとウェールズで『GMO Click UK Limited』として登録、9月1日に認可を受理した。FCAの登録会員ページによると、同社はプリンシパルとして顧客資産の保持と取引を行う事が認められ、オーダーフローを他の認可されたプロバイダーに流す事が出来る。

グローバル化

 2012年のフォレックス・マグネイト調査によると、GMOクリック証券は、最も急成長を遂げているインターナショナルブローカーの一社である。同年10月、同社はUK法人を正式に設立した。これは同社のグローバル化計画の一環で、2011年6月に設立され香港法人『GMO CLICK HK Ltd』に続いた。同香港法人は香港証券先物委員会の規制を受けている。

 同社取締役会長 高島秀行氏は、フォレックス・マグネイトのインタビューの中で拡大戦略についてこう述べた。「当社は、他の国々の市場成長から現地規制にまでに渡る様々な要因について調査を行い、当社の優位なスプレッドと低取引コストの提供という強みを生かし、さらなるグローバル化を続けていく予定です。」

GMOクリック証券代表取締役会長 高島秀行氏

 同社は、取引高1兆ドル規模のブローカーであり、2013年のアベノミクス効果は日本円の活性化、そして取引アクティビティ増大へと繋がり、2013年6月と7月に取引高1兆ドルを突破した。

 同グループUK法人のオフィスは、ロンドンに金融地区に位置し、FX、指数、商品の取引を幅広いプラットフォームと共に提供する。また、英国とアイルランド在住者にはスプレッド・ベッティングも提供する。

 FCAの登録データによると、GMO Click UK社は、シニアマネージメント、コンプライアンス、カスタマーサービス担当を含み多数の従業員を抱えている。CEOはTomitaka Ishimura氏が務め、彼は規制を受ける業者に必須とされるCF1(Director function)とCF3(Chief executive function)の上級管理の資格を保持している。

 Ishimura氏はフォレックス・マグネイトに対して、同グループについてと広範な戦略におけるUK部門のポジションについてこう語った:
「私達は、GMOクリックグループの世界進出の中心的存在となるでしょう。そして当グループの成功の基盤にあるFXを中心として、世界中の投資家に取引サービスを提供していきます。
GMOクリックグループの理念は、誰もがもっと簡単に投資を始めることができる環境、もっと楽しく自由に世界中のあらゆる金融商品を取引できる環境を提供することです。この理念は、取引高世界第1位のGMOクリック証券を含む当社グループの全社が体現しています。自社の専門技術を活用し、優位な取引条件と共に投資家の皆様に満足して頂ける最高のサービスを提供する事に注力していきます。」

ロンドンが新たな『ホーム』に

 ヒロセ通商Yahoo!JAPANグループのGulliverFX社等、アジア太平洋地域からUKに進出するプロバイダーの数は増えており、GMOグループはこの仲間入りを果たした。このトレンドは、ロンドンがグローバルFX取引の中心的存在である事を示している。これを裏付けるデータとして、2013年のBIS調査でロンドンがFXにおいて41%の市場シェアを持つ世界で最も流動性のある市場であった事が挙げられる。

 英国金融監督体制の変更以来、FCAは世界の主要金融サービスセンターとしてのロンドンの評判を守る為に監督範囲の精査や必要な措置を講じてきた。フォレックス・マグネイトは、ロンドンが世界で最も魅力的なFXとデリバティブ取引の市場としてあり続ける事を期待しているが、規制当局に近い筋の人々は、特に顧客の扱いや顧客資金についてさらに厳しい規制が施行される可能性があると予想している。

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