豪ASICと米CFTCがタッグを組む:多国間における監督協力の覚書を締結

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 オーストラリア証券投資委員会(ASIC)と米商品先物取引委員会(CFTC)は、米国とオーストラリアで営業する規制企業の監視・監督に関する情報交換と協力に関する多国間覚書(Memorandum of Understanding(MOU))を締結した。

 このような覚書は両当局にとって初めて締結されたものではなく、ASICはオーストラリア準備銀行と共に今年6月にCFTCと同様の覚書を締結している。

 この覚書は、両国で重複する様々な金融オペレーションの理解と認識を高める為とされている。現代の金融市場の多国籍企業がしているように国と国を簡単に結ぶ事のできる規制上のオペレーション効率化は、両当局にとって、間違いなくメリットがあるだろう。

同覚書は9月29日に正式に締結/施行:CFTC Timothy Massad議長(右)、ASIC Greg Medcraft議長(左)

同覚書は9月29日に正式に締結/施行:CFTC Timothy Massad議長(右)、ASIC Greg Medcraft議長(左)

施行

 この覚書によると、監督・監視が実行されているが、規制・法律に準拠しているかを確実にする為に、当局は、他の管轄地域をまたぎ多国間に拠点を構える企業に対し実施検査を行う可能性があるという。

 同覚書は法執行の為の情報収集が目的とされているわけではないが、両当局は特定の業者を起訴もしくは法律で取り締まる為に、情報を共有する権利を持っている。

 デジタル化されグローバル化された多国間における金融界の脅威が増す中、国境を越えたアクティビティの警戒を維持する為に、規制当局らも革新的に多国籍対応となっている。

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