マネックスグループの米子会社が国信証券と提携、中国市場へ進出

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 マネックスグループは、米子会社のトレードステーション社(TradeStation Group)が、中国の国有金融サービス会社である国信証券と戦略的提携を締結した事を発表した。国信証券は、トレードス テーション社が開発した取引プラットフォーム「トレードステーション」をその顧客および中国の投資家に独占的に提供する権利を有することになる。

 今回の提携は、6月の韓国進出に続くアジア市場拡大の次なる一歩となった。

 本提携により国信証券を通じて投資家に提供される「トレードステーション 9.5」は、中国語に翻訳し現地化したもので、中国の株式・先物市場と、国信証券の注文システムおよびバックオフィスシステムとを直接繋ぐ。また、中国の証券および先物市場で、自身の投資戦略やアイデアの構築、バックテスト、最適化、自動化を行うことができる。

 中国の証券および先物市場には、上海証券取引所(SHSE)、深セン証券取引所(SZSE)、上海先物取引所(SHFE)、大連商品取引所(DCE)、鄭州商品取引所(ZCE)および中国金融先物取引所(CFFEX)が含まれる。

 フォレックス・マグネイトのレポーターは、トレードステーション社CEOのSalomon Sredni氏に本提携における見解や中国市場で同プラットフォームを展開する課題ついて話を伺うと同氏は「独占契約はメインランドである中国に適用され、香港、マカオ、台湾は除外されます。中国証券、先物に加え中国で正式にローンチされれば証券オプション取引も網羅します。」と説明した。

 マネックスグループは、既にBOOMというウェブベースのプラットフォームを12か国と香港を含むアジア太平洋地域に提供しているが、同顧客にトレードステーションのテクノロジーは提供していない。

トレードステーションの中国進出

 プラットフォームのローカライゼーションはまだ完了しておらず、今年の第4四半期にローンチが予定されている。

 Sredin氏は「各市場はそれぞれ独自の規制と特性があります。それらを深く理解して積雪なソリューションを提供する事が大きな課題であると同時に最もやりがいのある部分でもあります。当社の目的は米国と同様に中国でのトレードステーションユーザーのコミュニティーを大きくする事です。トレードステーションのプラットフォームは、ユニークなインターフェースと機能を搭載していますが、中国人顧客にはまだ馴染みがないかもしれません。国信証券と密接に協力して中国人ユーザー使用習慣に合うものを構築していきます。」と述べた。

 同社は既にトレードステーションの機能のデモンストレーションを一部の中国機関投資家に始めている。

 国信証券Deputy CEOのChen Ge氏はプレスリリースの中で「我々は『トレードステーション』を中国の投資家に提供することを非常に楽しみにしています。『トレードステーション』を提供できるという強力な後押しにより、国信証券が提供する多様な証券サービスは、中国市場で今後ますます増加するであろう本格的なアクティブトレーダーおよび投資家にとって、より魅力的なものとなるでしょう。」とコメントした。

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