世界最大デリバティブ取引所、CMEがボラティリティ増大の恩恵を受けFX取引高で新記録

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

CME 最近のボラティリティの突発的出現に世界のFXトレーダー達は歓迎モードである。世界最大のデリバティブ取引所であるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は、FX先物とオプションの取引高で新記録を出した。この取引高急増の背景には、通貨市場にボラティリティが戻った事がある。

 FX先物とオプションの合計建玉は15日、2,630,556枚(3,090億ドルに相当)に達した。この数値は2013年3月19日に記録されたこれまでの最高値である2,589,468枚(2,860億ドル)を超えた。

 主要通貨は米ドルに対し大きな動きを見せており、最近のECBによる発表や注目のスコットランド住民投票はトレーダー達を再び目覚めさせている。

 CMEグループ、FXプロダクト・エグゼクティブディレクターのCraig LeVeille氏は現在の市場について声明でこう述べた。「ECBの利下げ、10月に行われるブラジル大統領選、スコットランド住民投票等の最近のイベントは、グローバル規模でボラティリティ増大に拍車をかけています。これにより、今回の取引高新記録達成や、日次平均取引高の急伸へと繋がりました。」

 9月4日には、FXオプション取引が過去最高の324億ドル、231,307枚の取引高を記録した。また、最近ローンチされたCMEヨーロッパではFX先物取引で今年9月9日に4,080枚(527百万ドル相当)に達し過去最高値を記録した。

 業者が厳しいオペレーション状況に直面しているため、アクティビティの増加はFX市場全体にとって有望である。最近のFXレート不正操作事件を踏まえると、CMEの取引高の成長は、透明性があると広く認識されている取引所で取引をするというトレーダーの感情を強調している。

 LeVeille氏は「これが示す事は、参加業者がCMEのFX先物取引のリスク・エクスポージャーを抱える事の利益を引き続き見極めており、先物取引における資本効率のメリットへの理解を高めているという事です。」と加えた。

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