米CFTC、FCMの財務状況発表、ブローカーは10社に縮小、顧客資金増加

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

cftc-1 米CFTCがまとめたデータによると、5月の米国リテールFXの顧客預かり資産は前月から増加した。この増加の背景には、中東の政治的緊張が浮つくボラティリティの兆しを示した事による主要グローバル金融銘柄における急激な価格変動がある。

 5月のハイライトは、FXDD社とILQ社の2社が撤退し、米国リテールFX市場は引き続き縮小している事である。この2社は早々の撤退を報じていたが、財務数値が正式に反映されたのは5月であった。

 米国リテールFXプロバイダーは10社に減り、半数が顧客資産の減少を示した。残り半分の業者は増加を示した事から、顧客資産合計は前月の4,757,791ドルから0.8%増加の599,969,436ドルとなった。最も増加したのはゲイン・キャピタル社で300万ドル以上の伸びであった。

 FXCM社はFXDD社顧客買収で米国で引き続き優勢となった。買収したFXDD社の顧客資産は約27百万ドル、トレーダー数は7,000人、つまり平均預かり金は3,857ドルである。

 米国政府によるOTC取引への猛撃は完全に経営環境を変化させている。レバレッジや注文種類に影響を与えた厳しい数々の変更は、かつて盛況していた業界を縮小させている。資本要件がブローカーの収益にプレッシャーをかけている為、さらに業者数が減る事が予測される。米国リテール市場が数年に及び衰退している中、シンガポールに本社を置くPhillip Futures社は、この米国スポットFX市場に参入する予定である事を発表した。CFTCから認可を得た後、2014年末頃にオペレーションを開始する予定である。

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Source: CFTC – Figures in $

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