中国アリババグループ、来月のIPOがテック業界史上最大の可能性

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

Alibaba-logo 中国の電子商取引最大手、アリババグループが9月に新規株式公開(IPO)を控えている。

 アナリストによる最新の推定によると、アリババグループの時価総額2,000億ドルに及ぶと予想され、テック業界過去最大のIPOを果たしたfacebookを超すと言われている。しかし実際には第一段階で、200億ドル相当の株式だけが発行される予定である。

 中国では“88”が縁起の良い数字とされており、元々、同グループはIPOを8月8日に希望していたが、法的、規制的、資本的の様々な理由から延期せざるを得なかった。

 1999年に元英語教師のJack Ma氏が率いる18人のパートナーによって立ち上げられたアリババグループとグループ関連会社は、ホールセールとリテールオンラインマーケットプレイスに加えインターネットビジネスを展開し、広告、マーケティングサービス、電子決済、クラウドベースのコンピューティング・ネットワークサービス、モバイルソリューション等を提供している。

アリババグループの主要サービス

 Taobao(淘宝)は、中国最大のオンラインショッピングプラットフォームで、中国版Ebayである。2003年に設立され、リテール向けに8億品目ものバラエティ豊富な商品を扱っている。2013年には中国で3番目に訪問者の多いウェブサイトとなり世界ではトップ10入りを果たした。

 決済関連会社、Alipay.com(アリペイ)は2004年にTaobaoの決済プロバイダーとして設立、エスクロー(第三者預託)サービスを提供している。このサービスは、中国の顧客保護法の弱点を補う為に設計された。現在、オンライン決済、モバイル取引、自動販売機、タクシー支払い等、460,000以上の中国ビジネスに決済サービスを提供している。3億人のユーザーを抱え、中国オンライン決済業界の48.7%のシェアを占めている。

 「残りものの宝」を意味するYu’E Bao(余額宝)は、オンライン・マネー・マーケット・ファンドである。昨年6月に立ち上がったばかりにも関わらず、1年も経たない内に、8,300万人以上の顧客を獲得し、現在管理資産は930億ドル以上に及び世界4大マネー・マーケット・ファンドの仲間入りを果たした。銀行よりも高額の利回り(6%)を提供し、顧客はファンドに投資した現金をいつでも、最低額の制限なく、出金できる。

フォレックス・マグネイト日本版

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