2014年上半期取引高世界第1位は、『GMOクリック証券』
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
フォレックス・マグネイトが四半期毎に発行しているFX市場調査報告書(QIR)において常に注目度の高いコンテンツの一つに、世界のFXブローカーの取引高ランキングがある。これは、競合の取引高や、日系企業の取引高シェアや、成長率等を知る事ができる一つのデータとして業界関係者に活用されている。
日本のFX市場は取引高で世界最大の市場と言われ、日系企業はほぼ国内のみで営業しているにも関わらず、グローバル展開している大手海外ブローカーを抜き、ランキングの上位に位置している。
2014年第1四半期と第2四半期(最新版)のフォレックス・マグネイトFX取引高ランキングの結果によると、GMOクリック証券が両四半期で1位に君臨、従って2014年上半期取引高No.1ブローカーとなった。
フォレックス・マグネイトがこの四半期調査報告書を発行して以来、GMOクリック証券が最初に取引高第1位となったのは2012年第2四半期であった。それ以降同社の勢力は伸び続け、2012年年間取引高、2013年年間取引高共に、世界第1位を維持してきた。
下記のグラフを見て分かる通り、日系企業は上位15社の中で約半分のシェアを占め、No.1争奪は国内企業同士で繰り広げられられている事がわかる。日本の激しいスプレッドの縮小合戦もある程度落ち着いたようにも見えるが、次なるストリームは何か、2014年下半期にこのランキングがどう変化するのか注目したい。
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