シティバンク、日本のリテール銀行業務撤退へ、FX関連法人部門は存続

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 citi_logoロイターが報じるところによると、米シティグループ(Citi Group)が、日本での個人向け銀行業務の売却を検討しているという。同グループは日本に33の支店を持ち、3月末時点の預金残高は約3.6兆円であった。預金残高では、日本の64の大手銀行の中で30位に位置する。同部門の採算性が悪い為、今回売却の方向に踏み切った。

 フォレックス・マグネイトが7月に取り上げた通り、日本のリテールFX業界は世界最大規模である。しかし、国内・海外の両業者に対して商業貸付業務を提供する日本国内の銀行が少ない為、国内のリクイディティソース不足に苦しんでいる。

 世界大手のFX提供業者であるシティバンクは、新たな国に参入したり、現地通貨のリクイディティプロバイダーとしてのシェアを獲得する等の実績を挙げてきた。同社は主に、より採算性の高い法人銀行業務に焦点を当てているが、新規市場に参入するとリテール業務を確立しようと試みる事でも知られている。今回日本のリテール業界から撤退するが、法人業務を維持する事で同国における重要なFXリクイディティプロバイダーとしての地位を確保し続けられるだろう。

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フォレックス・マグネイト日本版

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