世界大手銀行シニアトレーダー、円LIBOR不正操作の陰謀関与を認める

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

US_department_of_justice Rabobankの元銀行員であるイギリス人銀行員Paul Robson被告は、日本円LIBORの不正操作のスキャンダルについてニューヨーク州裁判所で容疑を認めた。

 米司法省は、元Rabobankの日本円LIBORトレーダーである彼が、19日、自身の取引に有利になるようにRabobankの日本円LIBORを不正操作する陰謀に関与した事を認めたと発表した。

 世界の金融規制当局や犯罪当局は、数年に渡りLIBOR不正操作の疑いについて多くのグローバル銀行や法人トレーダーの捜査を行ってきた。Rabobankは過去に、LIBORに関する違反行為で325百万ドルの罰金の支払いに合意している。

Rabobank 米司法次官補は「Paul Robson被告は世界有数の銀行、Rabobankで世界規模の詐欺スキームへの関与を認めた2人目の従業員です。この詐欺は非常に大規模ですが、そのスキームは実にシンプルです。」と述べた。

 Robson被告は、元Rabonank日本円LIBORデリバティブ取引とマネーマーケット責任者であるオーストラリアのPaul Thompson、同行東京デスクのシニアトレーダーであった日本のモトムラ テツヤと共に電子・銀行詐欺を企てたとして起訴されていた。この起訴内容では、この陰謀には他にも多くの個人や事業体が関わっている事も主張されてる。その中には同行のマネーマーケット/FXフォワードデスクの元シニアトレーダーの日本人のヤガミ タカユキもおり、彼は2014年6月10日に容疑を認め、86百万ドルの罰金の支払いに合意した。

 取引仲間の間では“Pookie”という愛称で知られていたRobson被告は、500,000ドルの保釈金支払い後(内90,000ドルは現金)、UKに再び居住する事や海外に旅行する事が認められる。また、インターネットを通じて毎週米当局の調査を受けなければならない。

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