マサチューセッツ工科大元教授、5億ドルのファンド詐欺認める

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

GMB ボストンの米連邦検事事務所によると、先週木曜日、マサチューセッツ工科大学(MIT)の元教授で、MITビジネススクールの学部長であるGabriel Bitran被告は、彼のヘッジファンド『GMB Capital Management LLC』の実績について投資家に虚偽の内容を伝えていたという罪を認めた。

 彼がGMBファンドを立ち上げた2005年以来、Bitran被告は彼の優れた実績“大規模な調査に基づいた最も有利なプライシングでの独自の定量的モデル”を活用し、5億ドル以上もの資産を投資家から集めた。Bitran被告は彼のヘッジファンド手法を グローバルマーケットにおける従来の投資方法ではないものと説明していた。GMBモデルは、従来の手法で使用されるファンダメンタルデータに依存しないと謳われていた。GMBの投資内容は、EFT、エクイティ、コモディティ、金利レート、債券、通貨を含むグローバルマーケットのインデックスファンドであったとされる。Bitran氏は投資家に対し、GMBは実績が落ち込んだ年はこれまでなく常に16%から23%の二桁のリターンを出していると伝えていた。

Professor Gabriel Bitran

Professor Gabriel Bitran

 GMBの実態は、ファンドのファンドで、投資家から集めた資産を他の複数のファンドに流していた。ファンドマネージャー達の真価が問われる金融危機時、Bitran被告が取引していたヘッジファンドは膨大な損失を出し約50%から75%の資金を失った。これらのファンドのマネージャーの一人は、数千億ドルを投資家から騙し取り、150年の実刑判決を受けたあの悪名高い詐欺師バーナード・マドフであった。

 Bitran被告の息子Marco被告もGMBのマネジャーを務めており、少なくても2年以上5年以下の実刑を受ける可能性がある。彼らは2005年からマネージメントフィーとして約1,600万ドルを受け取り、ファンドの損失発生時には自分たちの投資から1,200万ドルを引き出していた。

フォレックス・マグネイト日本版

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