プログラマーが取引アルゴリズムの機密データを盗み、窃盗の隠蔽も目論む

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 200億以上の資産を抱えるCitadel Investmentグループの高頻度取引プログラマー、Sahil Uppal被告が同社のコンピューターアルゴリズムの機密データを盗んだ形跡を隠ぺいしようとしていた罪を認めた。彼の同僚のYihao Pu被告も先週同グループから機密情報を盗んだとして罪を認めたばかりであった。Uppal被告はPu氏の容疑に関する捜査を妨害したとして8月13日に罪を認めた。

 Pu被告(26歳)が最初に告発されたのは2011年で、同グループの機密情報と、ニュージャージーにある高頻度取引のインフラソフトを開発する業者から取引に関する機密情報を盗んだ事を認めた。彼は9月に予定されていた裁判を拒否し、最大10年間の実刑判決と各件に対し25万ドルの罰金を言い渡される可能性がある。

 Uppal被告はPu被告と共にニュージャージーの投資テクノロジー業者で働いていた。2人がCitadelグループに移る前に、Uppal被告がCitadelグループの為に書いたトレーディングスクリプトを無断でPu被告に送ったという。Citadelグループが2011年にPu被告に彼の行動を問い詰めると、Uppal被告ともう一人は、Pu氏のコンピューターから証拠を削除する為にPu被告のアパートへ行った。全てのプログラマーは同グループに入社する際、NDA契約を結んでいる。

 13日の裁判所の文書によると、Uppalは最大20年の実刑判決と最大25万ドルの罰金を課されるだろうとの事だ。両被告の判決は11月7日に下される予定である。

 米国検察官は、最近金融業者からの知的財産の窃盗に対し取締りを強化し始めている。実際、マンハッタン地区弁護士事務所はコードの窃盗に関連して、少なくても4人のアナリストやプログラマーを告発している。

フォレックス・マグネイト日本版

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