規制当局は告発者に報酬を支払うべきか?英FCAと米SECで異なる見解

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

FCA 告発者への報酬に関して、米当局と英当局では異なる見解を持っているようだ。英国金融行為規制機構(FCA)は、報酬の支払いが質のある告発内容の増加に繋がるとは考えていない。一方、米証券取引委員会(SEC)は、告発者に対して相当な金額を支払っている。

 英FCAは、この慎重に扱うべき告発者報酬プログラムについて報告書を発表した。これによると、報酬制度は告発を後押しする真の価値がないかもしくはそれに見合ったメリットがないとある。同国のFX業界の会員はこれに同意しており、当局は「調査によると、告発者への報酬制度の導入によって、質のある告発の数は増えていないようです。」と述べた。

 このFCAによる報告は、米SECが多額の報酬を告発者に支払った事例がある中行われた。米SECによって発表された内容によると、報酬を受け取ったこの告発者が提供した情報は詳細かつタイムリー、そして信用出来る確かな情報で当局の調査の役に立ったという。対象となった企業に対する法的措置に繋がる重要な情報を告発したとされる。

 この告発プログラムには2つの主な目的がある。一つは、規則に違反している規制を受けた業者の安全網の役割を果たすという事、もう一つは、手続き上の相違を扱う為の十分な対策を持たない業者の代わりになるという事である。

 2013年10月に米SECは告発者に1,400万ドルを支払っており、これは単一の報酬の中では最高額に値する。

フォレックス・マグネイト日本版

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