FX収益減少、モバイル取引・エクイティ好調、IGグループの年間実績

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 IGグループは2014年5月31日締めの年間実績を発表した。利益と収益共に僅かではあるが成長を見せ、取引純収益は370.4百万ポンドを達成しIGグループの新記録を打ち出した。年間を通してみると好調なスタートを切ったが2014年のボラティリティが減少し始め、全体的に、同グループの実績は他のブローカー同様の結果となった。同グループの営業ハイライトとトレンドを下記にまとめた。

スイス、ドバイに支店開設

 IGグループはスイスのライセンス取得が最終段階にきている事をは票した。既にライセンスの要件を満たしたオフィスを同国に設立している。早くて9月から稼働開始の見込みである。このほかに、ドバイ金融サービス局とも取り組んでいるという。2015年には要件を満たしドバイでのライセンス取得を計画している。

モバイル取引とマーケティング

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 モバイル取引は引き続き活発さを見せ、取引の3分の1がモバイル端末からである。右のチャートで分かるように、iOSが圧倒的なシェアを見せているが、Andoroidもそのシェアを伸ばしている。このようにしてIGグループは、モバイル取引に特化したマーケティングキャンペーンを開始し、アプリのダウンロードを啓蒙している。また、新規顧客向けの教育面によりフォーカスしたモバイルアプリを開発中との事である。

株式仲買部門の強化

 今年初めに発表されたように、IGグループは新たな株式仲買部門を設立する予定である。この部門は長期的トレーダーや投資家をターゲットとしている。UKとアイルランドでは今年9月に、その他のマーケットでは2015年にローンチ予定である。

エクイティ取引増加、FX減少

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 上記のとおり、株式仲買部門が新設される事から、株式やエクイティインデックスが同グループの取引高の多くの占めている。年間報告書によると、株式とインデックス取引高は全体の67%を占める中、FXはわずか20%であった。フォレックス・マグネイトの推定だとIGグループの月間FX取引高は平均約850億ドルである。

欧州

 ヨーロッパはIGグループの成長の中心核であった。ヨーロッパでの収益は16%増加し、総取引純収益の22%を占める。主要国はドイツとフランスでそれぞれ20%、15%の成長であった。同グループにとっては欧州ビジネスはまた発展の初期段階であると捉えておりさらなる成長を大いに期待している。

米国・南アフリカ

 米国のNADEXバイナリーオプション取引の収益は54%増加し3.1百万ポンドを記録した。全体からみるとまだ僅かな割合であるが、最近NADEXは狭いプライシングを出すリクイディティプロバイダーを追加した為、IGグループはNADEXを引き続き楽観視している。南アフリカは、収益が12.2%増加し5.1百万ポンドであった。

顧客統計

 年間の稼働顧客数は126,108人、前年から取引を継続している顧客は92,399人であった。この数値は前年の結果より7.3%減少しているが、一部は小口口座へ焦点を当てなくなった事が起因している。特にUKと欧州で小口口座を排除していった結果、顧客一人当たりの平均収益が前年の2,660ポンドから2,937ポンドに急増した。

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