FXボラティリティの弱さ続く:FED vs ECB

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

fed_logo 6月も終わりに近づき、5月の停滞したボラティリティや特に日本で見られたFX業者の取引高低迷が思い出される。今月は、欧州中央銀行(ECB)がマーケットに対する穏健的なコメントや預金金利を過去最低に引き下げる発表し、割と幸先の良いスタートを切った。取引活動も大幅に増加するものと期待されていた。

 ECBによる当初のコメントの後、EUR/USDは1.3510から1.3650の140pipsの最低レンジを記録した。この金融政策が決定された後の数日間、活発な取引が見られたが、短期ボラティリティは新たな安定化のフェーズに突入した。連邦準備銀行(FED)がマーケットが現在予測しているよりも早く債券購入プログラムを終了する兆しはなく、FEDは新たな経済計画を公開し、さらに活気を失ったボラティリティとなる。

 下記の『Appropriate pace of policy firming(引き締め政策の適切なペース)』の図から分かるように、米中央銀行による金利値上げのペースは、このサイクルの中で特に遅いように見れる。政策立案者の大半がFFレートが1.25%で2015年を終えるとだろうという見解を持っているが、金融政策委員会のメンバーは来年末までにFFレートはせいぜい1%までしか見られないだろうと見ている。

Projected_Fed_Funds_Rate

Appropriate Pace of Policy Firming, Source: Federal Reserve Staff Macroeconomic Projections

フォレックス・マグネイト日本版

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