アルパリロシア社、2ヵ月連続で二桁減少
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
アルパリロシア社は、ロシア・CIS諸国の5月取引高を発表した。発表によると、取引高は前月比13.4%の減少を示し、わずか933億ドルであった。
今月のアルパリ社から全体の取引ロット数は公開されていないが、最も取引された上位3通貨ペアは公開された。第1位はEUR/USDで全取引の49.2%を占め、次いでGBP/USDで18.9%(前月比28.8%減少)、第3位はUSD/JPYで6%であった。
取引高の減少は、今もなお続くウクライナ問題に関係しているようで、ウクライナはかつてCIS市場の主要部であった。先月公開されたアルパリロシア社の4月実績でも前月比18%減少を示しており、同社は非常に弱い結果のまま第2四半期を終えようとしている。1,000億ドルレベルに戻る時期が興味深い。
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