日本金融庁、無登録ブローカーへの警告を一層強化へ

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

jfsa 日本の金融庁は、未認可で日本人投資家に商品・サービスを売り込んだり勧誘を行う金融サービス業者のアクティビティを積極的にモニタリングしている。この動きは、2010年と2011年に金融庁がFXのレバレッジに大幅な規制変更を行ってから目立つようになっている。

 日本金融庁は、違法に日本在住投資家と取引を行っているとされる数多くの業者とやりとりをしてきた。当局は、日本人投資家の安全性を主として懸念している。

 日本のリテールFX市場は他国とは全く異なるユーザー層を抱え、世界で最も規模が大きく、最も確立されている。この15年で市場は発展し、トレーダーは取引を向上させる新しいツールやリソースを得た。MT4のEA等の自動売買システムの使用は、最近のトレンドの一つであるが、レバレッジ規制により日本人投資家はそれらの自動売買システムで最高の結果を出す為に、オフショアに代替ソリューションを探すようになった。

 規制を受けたブローカーはUKでは500倍、オーストラリアでは400倍のレバレッジを提供している、高いレバレッジであるほど新規ポジションに必要な証拠金が少なくて済む。

 金融庁は、業者が日本在住者を勧誘していないかどうかの監視を定期的に行っている。もし海外業者も含め無登録の業者が発見された場合、投資家に被害が拡大する事を防ぐ為に措置を講じている。

 その措置の内容について、金融庁のスポークスパーソンがフォレックス・マグネイトに以下のコメントをした。
「無登録のオペレーターに、即座にその違法ビジネス行為を停止する事を呼びかける警告書を発出します。必要があれば、投資家に認識してもらう為、当該業者に警告書の発出を行った事を当局のウェブサイト上で公表致します。場合によっては警察とも情報を共有します。」

 新しいレバレッジ規制が施行されてから、金融庁が発令した警告の数は増加した。2013年はその数が最も多く150社以上、その4分の1以上が海外オペレーターであった。以下は金融庁が発表している2014年3月末時点での警告書の発出数。

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 日本だけが規制を受けていないまたは未認可の業者に対して取り組んでいるわけではなく、世界の主要規制当局らも同様の動きを見せており、UKではFCAがライセンスを保持していない複数の業者に対して警告書を出した。

 金融庁のスポークスパーソンは「国境を超えた問題において、無登録のオペレーターが関与しているかどうかについてを必要に応じて海外の規制当局とお互いの情報を共有する等の協力をします。」と述べた。

次なる動きは

 日本の顧客層は、多くのブローカーにとって収益源とされている。最近のケースでいえば、オーストラリアでは非常に多くのFXブローカーが日本在住顧客を受け入れており、当局がこの事態に対応し始めた。その結果、オーストラリアと日本は本件についてやりとりをしていると考えられる。

 フォレックス・マグネイトは規制の変更が間もなく行われるであろうと確信しており、それによりオーストラリア当局、ASICのブローカー達は日本在住顧客の勧誘を認められなくなるだろう。

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