FXCM社、既存プラットフォーム廃止でトレーディング・ステーションの機能拡大へ
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
FXCM社は、取引プラットフォームの一つ、アクティブ・トレーダープラットフォームを廃止する予定である事を顧客にメールで通知した。同社は、アクティブ・トレーダープラットフォームに代わり、同社の確立されたトレーディング・ステーションプラットフォームの主要機能を向上させる計画である。
FXCM社のアクティブ・トレーダーは、ECN取引を求める経験値の高いトレーダー向けに2009年にローンチされた。このプラットフォームは、FXCM社の独自プラットフォームでアクティブトレーダー向けのハイエンドなソリューションである。優位なプライシング、主要通貨のサブピップ表示の提供が売りであった。さらに、マーケットの深さが5つのレベルで表示される。
同社のスポークスパーソンはフォレックス・マグネイトに今回の新たな取り組みとなぜこのような計画に至ったかについて「当社のアクティブトレーダーにさらに進化し向上した取引経験を提供する為に、当社の受賞歴を誇るトレード・ステーションウェブ上でアクティブ・トレーダーの新機能をベータ―テスト中です。」とコメントした。
また、新規機能の一部について「この新規アクティブ・トレーダーの機能には、斬新で革新的なユーザーインターフェース、最新の市場の深さについてのデータストリーム、高度なチャーティング機能が含まれます。」と説明した。
FX取引プラットフォーム界は、人気のMT4がサードパーティー商品に関する複数の変更を加えた事で数々の障害に直面している。さらに、アプリケーションやカスタマイズ可能なソフトウェアプラグイン、アドオンを含む新しいコンセプトが人気を集めている事からテクノロジーのインパクトは進化している。最近、プラットフォームベンダーのSpotware Systemsは、多くの人事異動を実施した。
FXCM社は、最近FXDD社の米国顧客を買収し、引き続き世界的優位性を確立している。
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