マネックスグループ、米国マサチューセッツ工科大学メディアラボへ参画

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

Monex_Group グローバルにブランドを展開する日系ブローカーのマネックスグループは、2014年4月より1年間、米国マサチューセッツ工科大学内に設立されているThe Media Laboratory Consortium(以下、「MITメディアラボ」)における研究活動に、コンソーシアム・ラボラトリー・メンバーとして参画することを発表した。教員、研究者、学生と情報交換をし、最先端のテクノロジーの開発や、人々の金融経験をグローバルに高めるアイディアの認知向上に貢献する。

 同グループのプレスリリースによると、参画するMIT メディアラボは、世界中の企業が参画しコンソーシアム形式(特定の目的のために複数の企業等が集まり形成する共同体)で研究を行う機関であり、「より良き未来の創造」を目指し学際的な研究を幅広く行っている。

マネックスがMITメディアラボのメンバーに

 今回マネックスが参画した事によるMITメディアラボのメンバーは61になった。MITメディアラボのウェブサイトにはコンソーシアムラボメンバーかつジョイントプログラムメンバーとして同グループの名前が掲載されている。参画メンバーの中には、バンク・オブ・アメリカ、ICICバンク等の金融関連業者も名を連ねている。

Southern Facade of MIT Media Lab Building, photo by Andy Ryan [Source: MIT]

Southern Facade of MIT Media Lab Building, photo by Andy Ryan [Source: MIT]

 この活動の結果、マネックスは今後どのような動きを見せるのか興味深い。良き人材の発掘等の間接的な利益を得る可能性もある。また、メンバーになる事で付随するマーケティング効果もあるだろう。

 MITメディアラボのウェブサイトによると、コンソーシアム・リサーチ・スポンサーになるには年間40万ドルの費用がかかり、また同ラボの『Things That Think』というプロジェクトのスポンサーシップには年間20万ドル(最低3年間)かかり、スポンサー契約中に同ラボで取り組まれた全ての研究結果に対する知的所有権、ライセンスフィー、ロイヤリティが無料で受け取る事が出来るという。

 これらの恩恵の他に、マネックスは同社のFXビジネスや顧客基盤の規模から、トレンドや結論を導き出す特定の量的メトリクスをフィードバックの一環として受け取る事も出来る。

才能や実現可能なアイディアの発掘

 このようにして、新たな最先端テクノロジーの為のソリューションが世界最高峰の大学の若く聡明な集団から生まれる可能性がある。

 逆に、これまでいくつかの飛躍的な大発見が、大学中退者によって彼らのガレージで見つかる事もあった。つまり、このラボにFXが関与する事で興味深いアイディアが生まれる可能性があると言えるが、成果が得られる保証はない。

 マネックスは先日、静岡銀行との資本業務提携と3月実績を公開した。3月のFX取引高が前月比8.5%減少し、2ヵ月連続で落ち込みを見せる結果であった。

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