ICAP社、3月のEBS取引高9%増加、前年比では未だ大きく下回る
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
インターディーラーブローカーのICAP社の3月EBS取引高は884億ドルで2月から9%の回復を見せた。前年比では27%の落ち込みを見せており、同社のEBSのサービスにおける明らかなトレンドの転換が見受けられる。
前月から回復した背景には、EBSダイレクトソリューションの貴金属取引の導入やボラティリティの増加があった。同社は数日前に、四半期を通して取引高が伸びている事を発表している。
全商品の日次平均取引高は7,627億ドルに伸び、前年同月比では3%増加した。米国債が最も増加率に貢献、前月から20%増加し1,897億ドルであった。米レポ取引は前月比7%、EUレポ取引は4%という若干の増加を見せた。
■関連記事
- 2013/12/09 ICAP社のEBS、11月のADVは若干改善-流動性の集約が将来のカギ
- 2013/11/14 ICAP社が2013年度上半期実績を発表、収益は前年比1%減で7億3,600万ポンド
- 2013/09/27 CFTC、円LIBORの不正操作でICAP社に6,500万ドルの罰金支払い命令