大忙しのCySEC、またもやCIFライセンスの一時停止処分
【フォレックス・マグネイト日本版より配信】
キプロス当局CySECは先週金曜日、2社に対するCIFライセンス停止処分についての発表を立て続けに行った。
最初の発表は、昨年12月にCIF(キプロス投資業者)ライセンスを一時停止処分されたCedar Finance社(T.B.S.F Best Strategy Finance社のバイナリーオプションブローカー)の督促状であった。ライセンスを取得してわずか1か月後の一時停止処分で、準拠していないとされる規制に対応する為に30日間の猶予が与えられていたが、今回これに対応する事が出来ていなかった。

Infina.ruからキャッシュ保存されたロゴ
2番目の発表は、Infina Investments社である。同社もライセンスを一時停止され、コンプライアンスに準拠する為の30日間の猶予が与えられた。同社ウェブサイトは現在停止中であるが、フォレックス・マグネイトが2013年6月のキャッシュ版で確認したところ、同社は株式取引を中心に行っており、CIFとして証券の取引所取引へのアクセスを提供していた。また、デリバティブ通貨取引も提供していた。
このキャッシュ版の同社ウェブサイトの会社情報によると、同社の取締役員社長はVyacheslav Fedorinov氏で、JSC Infina Investment社にも在籍していた。現在ロシア拠点のInfina.ruのウェブサイトも停止している。またFedorinov氏は、Castlemor Investments社(castlemor.com)のGMとして従事していた事も記載されていた。
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