FXDD社、緩い規制環境で知られるマルタで25,000ユーロの罰金命令

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

MFSA-Logo-150x150 今週マルタ金融サービス庁(MFSA)は、FXブローカーのFXDD社が同社のフレームワークが投資サービスプロバイダー(ISP)の規則に違反したとして、25,000ユーロの罰金を課した事を発表した。MFSAはFXDD社の具体的な違反行為の内容や発覚までの経緯等を明らかにしていないが、FXDD社がISP規則パートB1のセクション2.01に違反したという事だけ述べた。

 このセクション2.01には、『投資サービスを顧客に提供する際、ライセンス保持業者は顧客の利益を最優先にして誠実、公平かつプロフェッショナルな行動に努めなければならない。また、1994年マネーロンダリング抑制法、2005年金融市場不正防止法を含む各種関連規則や要件に従わなければならない』とある。

 FXDD社は、2010年初頭にMFSAのライセンスを取得し、非米国顧客にサービスを提供している。米国ではNFAがレバレッジやCFD取引に関して厳格な規制を設けている事から、同社は緩い規制環境のマルタでより世界の幅広い顧客に同社商品を売り込む為に営業を始めた。現在MFSAのISPライセンスを保有して同国にオフィスを構える業者は20社以上を存在する。これらの業者は、マルタから欧州各国へビジネスを拡大する事が狙いだ。大手業者ではFXDD社以外にSwissquote社もマルタにオフィスを置き、非スイス顧客にサービスを提供している。今回のFXDD社への罰金命令はISPとして今年初のみならず2008年以来初の制裁金である。

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