ドイツ銀行、2013年通年の暫定決算およびQ4決算を発表:訴訟関連費用負担と厳しいマーケット環境で業績は悪化

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

deutsche-bank ドイツ銀行は、2013年通年の暫定決算および第4四半期の決算を発表した。以下がその主要ポイント:

2013年通年(前年比)

  • 税引前利益、21億ユーロ、+154%。
  • 中核事業部門(非中核事業オペレーション部門を除く)税引前利益、53億ユーロ、+41%。
  • 純収益、319億ユーロ、-5%。中核事業部門純収益、310億ユーロ、-5%。両数字共、企業向け銀行業務と証券部門の低迷を大きく受け減少。
  • 利息以外の費用278億ユーロ。
  • 訴訟関連費用、25億ユーロ。過去の負の遺産である訴訟費用が背後にあり、よって、2013年末時点での訴訟引当金は23億ユーロに減少。
  • 年末時点(調整)総資産、1兆1千億ユーロ、-11%。中核事業調整資産、1兆ユーロ、-8%。

2013年第4四半期(前年同期比)

  • 純収益、66億ユーロ、-16%。企業向け銀行業務および証券部門の低迷により税引前利益は12億ユーロ。
  • 融資および債務評価損費用、6億2,300万ユーロ。非支配持分、5億900万ユーロ。訴訟関連費用5億2,800万ユーロ。
  • 中核事業部門税引前損失、2,600万ユーロ。
DB-Group-q4-and-fy2013-prelim

(2013年第4四半期及び通年のグループ業績(前年比) [ソース元:www.deutsche-bank.de])

DB-CBS

(2013年第4四半期及び通年のコーポレート・バンキング・アンド・セキュリティーズ (CB&S)
[ソース元:www.deutsche-bank.de])

 こういった決算結果は、一連の大幅なコスト調整や訴訟費用に合計13億ユーロが当てられたため、いくつかの部分において収益は打撃を受けている。また、同行は、世界の外国為替取引においてかなりの市場シェアを持っており、企業向け銀行業務および証券部門の中での為替取引(前年同期比で―27%)は、主に同行の債券および通貨事業における厳しい状況を反映するものになった。

 同行共同CEO、Jürgen Fitschen氏とAnshu Jain氏は、公式発表で「2013年は、負の資産に対応しつつ、将来の成長とさらなる統制強化に投資してきた2年目の年でした。訴訟関連の要因は、当行の当社の財務状況に影響を与えました。しかし、それにもかかわらず、基本的な中核事業の収益性は過去10年間で最高で、当行はより適合しより安全な、そしてより良いバランスを取ることができました。2014年には、さらなる挑戦および規律の実現に直面すると予想していますが、2015年の業績目標は達成できる見通しです。」と述べた。

 監査済みの2013年度年次報告書は2014年3月20日に、また2013年第4四半期補足財務データは2014年1月29日に公表される予定だ。

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