【海外FXニュース】ゲイン・キャピタル社は資金調達のため6,500万ドルの転換社債を発行

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 代表的なオンラインFXおよびCFD取引プロバイダーのゲイン・キャピタル社は、機関投資家を対象に元本総額6,500万ドルで2018年を償還期限とする転換シニア債の募集を行う意向であると発表した。これは規制当局の認可が必要である。ニュージャージー州ベッドミンスターに本部を構える上場企業である同社は、その払込金を債務の返済と見込まれる買収の資金として使用する予定である。

 ゲイン・キャピタル社の発表は、最大のライバルであるFXCM社がクレジット・ファシリティの変更について報道向けに発表した翌日に行われた。転換社債もクレジット・ファシリティも、債務の返済か、あるいは戦略的な成長と開発に向けた資金調達の意向を示唆するものである。この2つの米国最大手の会社はいずれも今年買収を実施している。ゲイン・キャピタル社はGFT社を買収し、FXCM社はFaros社とInfinium Note社を買収している。

 ゲイン・キャピタル社による正式な報道向け発表では、起債の詳細について次のように述べている。「この転換社債はゲインキャピタルの無保証シニア債で、金利は半年毎に支払われます。この債券は、特定の事由が発生した場合には、2018年6月1日の前営業日の取引終了までであればいつでも転換を行うことができます。その後については、債券の償還期日である2018年12月1日の前営業日の取引終了までであればいつでも転換を行うことができます。」

 企業の発行する転換社債(債券または債務の形態による)は投資家に対し債務を株式に転換する権利を付与するものだ。さらに、転換社債は投資家にとって次のようなメリットがある。債券が転換されることで入手される株式よりも高い利回りを提供する。資産の保全を提供するものであるため安全性の要素がある一方、アップサイドとして株式のような高いリターンの可能性がある。

 社債は金融市場において企業により一般的に発行されているものであり、2009年にはETrade社がモーゲージ担保証券の不振を背景として10億ドルのシニア債を発行した。今年初めには、5月にFXCM社が1億2,500万ドルの社債を発行している。
フォレックス・マグネイト日本版

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