モスクワ取引所の第3四半期実績発表、取引高は増加するも純利益は13.5%減

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 FX、株式、債券、デリバティブおよびマネーマーケット商品を取り扱うロシア最大の公共取引市場、MOEX(モスクワ取引所)は19日、2013年第3四半期の財務実績、および取引高実績を公表した。

 MOEXの純利益は、前期(2013年第2四半期)比13.5%減の28億5,000万RUB(ロシアルーブル)となった。一方、純利益は前年同期比では29.8%の増加となっており、MOEXはこの点を強調したい意向だ。

 MOEXの発表のなかで、前年よりも「好調な」今期の利益は、多様なビジネス分野が成長を遂げたことに起因しており、とりわけFXとマネーマーケット商品の成長による貢献度が大きかったことが説明されている。

 MOEXがFX市場から得た収益は前年同期比19.2%増の6億4,710RUBとなった。一方、FX取引高は前年同期比37.9%増の44兆2,000億RUBとなり、41兆2,000億RUBであった前四半期実績から7.3%の増加を示した。スポット取引高は前年同期比12.4%減となったものの、スワップ取引高は前年同期比97.1%増という著しい成長を遂げた。

 同四半期におけるMOEX全体の総取引高は123兆9,000億RUBで、第2四半期の総取引高120兆8,000億RUBと比べると微増であるものの、前年同期比25.3%増という大幅な伸びを示している。

 第3四半期の営業利益総額は第2四半期実績である62億8,000万RUBより微減(0.4%)したものの、前年同期比では11.2%の増加となった。また、EBITDAは前四半期比12.1%減の39億9,000億RUBであったが、これも同様に前年同期比では8.7%増となった。

 FX市場に関して、MOEXが総力を挙げて強調したいポイントの一つは、株式や債券、FX、デリバティブ市場のプラットフォームが単一テクノロジーのもとに、つまりM1データセンターに一体化されたことである。

moex q3 results

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