BIS、OTCデリバティブ最新調査発表:為替フォワードとスワップは59兆ドル規模へ

フォレックス・マグネイト日本版より配信】

 BIS(国際決済銀行)は7日、2013年1―6月末の半年間および3年おきに実施している。特にそのほとんどがOTC(店頭)商品であるデリバティブ市場に関連する想定元本や総市場価値などを以下のように発表した:

2013年1月―6月末の調査結果:

  • アウトライト・フォワードと為替スワップ商品の合計発行済想定元本は、カウンターパーティー(取引相手先)動向および通貨別で、34兆6,727億300万ドル。
  • 為替デリバティブ商品のフォワードとスワップのカウンターパーティーおよび満期日も報告され、それらの発行済想定元本は59兆748億3,700万ドル。為替オプションの買いは10兆1,725億9,900万ドル、為替オプションの売りは10兆2,739億4,600万ドルとなり、総数は14兆457億1,900万ドル。

3年おき(2010年4月中と2013年4月中を比較)の調査結果:

  • 今回の調査の最も注目すべき点は、今年4月中の日次平均取引高が5兆3,000億ドルと3年前から約30%もの伸びを示したこと。これは2010年4月中の4兆ドルおよび2007年4月中の3兆3,000億ドルを上回った。また為替スワップは今年4月中の日次平均取引高が2兆2,000億ドルと最も活発に取引された商品で、続いて為替スポット取引が2兆ドルとなった。
  • 通貨別に見ると、米ドルが主要取引通貨のままで、全取引に占める割合は3年前の85%から87%へ上昇。ユーロは二番目に大きい取引通貨だったが、そのシェアは3年前の39%から33%に低下。円の取引高は3年間で63%急増。メキシコペソと中国人民元はトップ10リスト入り。
  • 取引はますます英国、米国、シンガポール、日本といった主要金融センターに集中しており、これらの市場合計シェアは3年前の66%から71%へ増加。

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